無敵のキャットボーイズ

どうも、「しりあいのにんげん」です。

毎週日曜日はにんげんの投稿日。

皆さん、いいお休みが過ごせましたか?

日曜日が仕事の方もいらっしゃると思います。

私も今日は仕事をしてきました。

毎日、いろんな仕事をしていますが、今日は楽しい仕事の日でした。

しかし

どんなに楽しい仕事であろうとも。

夜にはまた戻ってくるとしても、です。

キャットたちと離れる瞬間の、なんと辛く苦しいことでしょう。

私は出かける前、キャットたちの頭を順番に撫でて「行ってきます」の挨拶をします。

ドアノブに手をかけ、部屋を出ようとした瞬間、強く後ろ髪をひかれてUターン。

そして、キャットたちを1匹ずつ抱き上げて「待っててね」と頬擦りしながら別れを惜しみます。

キャットたちは体を捩って抵抗しますが、私のがっちりハグの前にはなす術もありません。

嫌われのルーティーンがきまったところで、ようやく部屋を後にします。

さて、今回は、にんげん目線のキャットボーイズのベテランメンバーについてお話ししようと思います。

もくじ

ベテランその1 肥満細胞腫のジョイ


ジョイは10年以上前に突然私の家の近所に現れました。

黒く、尻尾が棒のようにまっすぐで短い。

ジョイは臆病で、警戒心の強いキャットでしたが、少しずつ信頼関係を築いていき、2年経った後、部屋に招き入れました。

ジョイは私と一緒に暮らすようになった10年のうちに、手術を5回しています。

他のキャットよりもたくさん痛い思いをしているので、病院がとても苦手です。

ジョイの病気は肥満細胞腫。

現在は悪い細胞が全身に散っている状態です。

肥満細胞腫は皮膚のシコリからはじまり、放っておくと内臓に転移します。

内臓に転移した場合、手術ができなくなるので、皮膚にある段階でしこりとその周辺の皮膚を摘出しなければなりません。

ジョイは数年おきに再発を繰り返し、3回目の手術後に「全身に細胞が散っていて、余命は長くありません。」と担当医の先生に言われました。

手術のために体中の毛を刈られ、縫い傷だらけになったジョイ。

可愛い耳も半分なくなってしまいました。

こんなに痛い思いをしているのに、長く生きられないなんて。

絶望とはこういうことを言うのだな、と思いました。

その手術から3年。

ジョイは抗がん剤の薬を服用しながら、今も病気と共に生きて発信活動をしています。

さすがはジョイ。

ベテランその2 リンパ腫のボン

ボンも私の家の近所に突然現れたキャットです。

ハチワレで、尻尾が極端に短く、歩き方に個性がある。

先天性なのか、怪我の後遺症なのか、ボンは後ろ足を引きずるような歩き方をしていて、走る時はウサギのようにぴょんぴょん飛び跳ねます。

ですが、一番特徴的だったのは、その鳴き声。

どう特徴的かと言うと、ずっと鳴いているのです。ずっとです。

声自体は可愛らしいのですが、鳴かないと呼吸ができないのかと思うくらいずっと鳴きます。

2年くらい経ったある日、ボンがものすごい異臭を放つようになりました。

原因は足にできた傷の膿でした。

あまりにもひどかったので、しっかり治療をしたのち、可愛さ余って部屋にお迎えしました。

それから7年。

現在、ボンの左目は見えていません。

目の後ろに腫瘍ができ、転移してリンパ腫になりました。

「リンパにのって悪性の細胞が全身に回っている」と先生から告げられました。

目の異変には2年くらい前から気づいており、原因不明のまま治療を続け、セカンドオピニオンを考えていた矢先の宣告でした。

異変はわかっていたのに、こんなことって・・・

またしても絶望のどん底行きです。

5ヶ月間毎週していた抗がん剤治療も効果なく、胸水が溜まっていきました。

呼吸が苦しいので、注射針を胸に刺し、溜まった水を抜くという対処療法を10日と開けず行なうようになりました。

そしていつしか、水もご飯もとらなくなり、ひどい脱水症状をおこしました。

これが最後の病院か・・・

まったく鳴かないボンを乗せ、車を走らせながら思いました。

そして、いつものように胸水を抜き、対処療法として酸素室の中で栄養入りの点滴を一晩してもらいました。

そして結論

奇跡が起きました。

その入院を境に、ボンの体調は少しずつ良くなっていきました。

胸水がたまることはなくなり、週1だった抗がん剤治療も今は3週間から1ヶ月に1度の治療になっています。

抗がん剤治療を始めて2年と2ヶ月。

ボンは以前と変わらずとても元気です。

ボンとガン、共に生きています。

ベテランその3 腎不全のヒダリ

ヒダリも突然現れたキャットです。

ヒダリは最初からおとなしいキャットでした。

病院での診断は、「耳が聞こえていない」。

頭の後ろで手を打っても全く反応しません。

外で暮らすのは危ないとの判断で部屋にお招きしました。

ヒダリは物音はあまり聞こえていないようですが、人間の声には反応します。

なぜかは不明。

ヒダリをお招きして7年目。

実はヒダリ以外のベテランキャットは猫エイズを持っています。

本来は一緒の空間で生活するべきではありません。絶対に避けた方がいいです。

ですが、私は感染を覚悟してお招きしました。

お招きする上で、その時はそれ以外の選択がありませんでした。

ヒダリは他のキャットの食べ残しや器を舐めるているし、メンバー同士の毛繕いにも参加しています。

すっかり感染しているものと思い込んでいた私と先生は検査結果に驚きました。(6年目の出来事)

今後も感染のリスクがないわけではありませんが、仲間のキャットと程よい距離感を保ってているので、おそらく大丈夫だろうと先生に言っていただいており、私もそう信じております。(※稀なケースだと思いますので、参考にはなさらないように!)

さて、ヒダリが今戦っている病気は慢性腎不全です。

3年前から2日に1回、自宅で皮下点滴をしています。

昨年のお盆。

全くおしっこが出なくなりました。

数日入院して点滴を続けても腎臓の数値が悪化しており、利尿剤の注射も効果がない。

「お迎えに来てください」

病院の先生から連絡が入り、迎えにいきました。

最後は自宅で、と伝えていたので、いよいよその時が来たのだと思いました。

痙攣を止める薬が3本出ました。

多めにくださいと頼み、痙攣の薬を6本出してもらいました。

「薬のショックで亡くなることもあります」

その言葉で、薬は3本あれば十分なのだと思いました。

もう絶望しかありません。

自宅に帰ったヒダリは、しんどそうな顔をしていましたが、目はしっかりしていました。

寝床のそばにタオルと薬を置き、いつでも痙攣に対応できるようにと近くで見守っていました。

数時間後。

思いたって、ヒダリの寝床の前ににトイレを置いてみました。

ヒダリはトイレに行き、おしっこをしました。

!!

大量のおしっこ!!

私の目からも大量のおしっこ、いえ、大量の涙が出ました。

そして今。

痙攣の薬は一本も使うことなく、ヒダリは今も元気におしっこをしています。

薄々感じていましたが、ヒダリはストレスに物凄く弱いようです。

ヒダリにとってストレスの少ない環境を整え、先生と相談しながら自宅でできる方法で健康の維持を続けています。

何度も奇跡を起こすヒダリは、キャットボーイズのマドンナであり、ミラクルガールです。

ベテランその4 心不全のパパ

コンビニの駐車場で動かずにいたパパを、妹が連れて帰ったのがご縁の始まりです。

ぐったりしてたパパは、心拍がとても少なく即入院となりました。

退院後、保護したコンビニ周辺で飼い主を探しましたが、1ヶ月経っても見つからなかったので、正式にお迎えすることになりました。

パパの奇跡は、年齢もわからないし、心臓も悪いし、肥満なのに、4匹の中で一番健康状態がいいこと。

他のキャットが悪すぎるということもありますが、保護した当時、高齢と診断されたパパは、現在、心不全の9年選手です。

もちろん、パパのメタボはどうにか改善しなければなりません。(現在7キロ)

定期検診とダイエットは継続中。

奇跡のキャットボーイズ

今回はキャットボーイズ<ベテラン編>ということでご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

詳細は書ききれていませんが、私は、幾度となく、絶望と歓喜の瞬間に立ち合ってきました。

なんでもない日々が、いかにかけがえのないものであるか。

キャットたちは、それぞれの生き様で伝えてくれています。

最後に、これまで何度も「奇跡」と書いてきましたが、それは間違いだったかもしれません。

キャットは「無敵」

私にはこちらの方がしっくりします。

ビジュアルにおいても、バイタリティーにおいても、キャットはとにかくすごいんです。

可愛くて、逞しくて、とにかく無敵!!

今回は少ししんみりした場面もありましたが、いかがだったでしょうか。

個人的には、あまり辛い内容の話は苦手なので、前向きな発信や自分がしてきた失敗談や経験談をお伝えしていきたいと思っています。

ルーキーキャットの話もまたの機会にと考えていますので、ぜひお楽しみに。

それでは今日はここまで。

また日曜日にお会いしましょう。

にんげん

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
もくじ